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キスの日
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(あの星をもう1度…と全く関係の無い短編なので、気軽にどうぞ〜)
まふまふside
ま「そらるさん…」
そらるさんがパソコンに夢中で作業している時、僕はそ〜っとそらるさんに近づく。
何でって?
暇だから。
そらるさんの家に来たけどゲームもなんにもしなくて暇なの。
だからと言って仕事中に構えとは言わないけどさ…。
僕だって暇なんだよ?
普通友達をほったらかして仕事しないでしょ!?
それに…僕がそらるさんに持ってる感情の事も気づいてるくせに……。
気づいてるはずなのに何も言ってこないし
何もしてこない。
ある意味1番辛くて1番悲しい。
ま「そらるさん…作業すすんでますか?」
そ「え…あ、うん」
そらるさんはパソコンを横目に返事する。
僕にとってはこの横顔さえもカッコイイ。
ま「何時頃終わりそうですか?」
そ「ん…夕方くらいかな」
今は昼の2時。
まぁ後3時間くらいかかるということ。
僕がそんなに我慢できるわけないじゃん。
ま「あ、今日ってキスの日らしいですよ」
↑まーしぃの呟きを見ました。
そ「ふーん」
そらるさんは軽く返す。
いつもの事だけど…今日はズキってくるな
ま「キスできる人いないから何も言えないんですけどね」
そ「まぁな」
また軽く返された。
僕はそらるさんにキスしたいのに…。
ま「もう…毎日が暇です。女の子でも作ろうかな」
するとカタンと音を立てそらるさんの手が止まる。
僕も「え…」と固まった。
そらるさんは何も言わないしずっとパソコンを見たまま。
そ「ねぇまじで言ってる?」
そらるさんがまともに言った言葉。
僕はすこし怖くなった。
目も合わせないけれどそらるさんのいつもと同じ声だけれど
何か違うもの。
それは僕の心を恐怖へと近づける。
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