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バレンタイン
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友の家につくなり
キラキラした瞳で迎えられて
いったいどうした、と頭に疑問符を浮かべる。
友の部屋に入ると恥ずかしそうに
俯いてぼんっと何かを押し付けられる。
「…えっと、チョコ?」
「バレンタイン…だから」
なるほど、と納得するのと同時に
目の前で真っ赤になって俺の様子を
うかがっている友を可愛いと思ってしまう。
「嬉しいよ、ありがと」
「美味しくないかも…しれないけど」
「え…もしかして手作り?」
友がはい…と小さく答える。
なんと…
まさか手作りのチョコをもらえるとは。
「…うん、思ったより、嬉しいね」
友の腕を引き寄せて抱き締める。
俺のために作ったんだよな、
ああ、可愛すぎる
思わず口許が緩んでしまう。
「…友、キスしていい?」
「…っ、は、い…//」
唇が離れて、
柔らかい感触に、またキスをする。
啄むようにキスをするたび
俺の腕の中で小さく震える。
震える唇をペロッと舌で舐めると
友の体がビクッと揺れる。
俺を見上げる瞳は微かに潤んでいて、
誘っているようにも見える。
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