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キス
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「やめちゃっていいの…?」
少し意地悪な聞き方をすると
潤んだ瞳にさらに涙を浮かべて唇を引き結ぶ。
友の今にも泣き出しそうな顔を見て
大人気ない質問をしてしまった自分を責める。
謝ろうとする俺より先に
友の震える口から言葉が落ちる。
「…やめないで、して…ほしい」
相当恥ずかしいんだろう。
とても小さな声だった。
…1回では、すみそうにないけど。
「…うん」
友の震える唇に自分の唇を重ねて
ゆっくりと舌を這わせると友の体が小さく跳ねる。
そのまま柔らかい唇を割って
舌を滑り込ませると温かい熱が舌に伝わる。
奥に逃げようとする友の舌を吸い上げて
絡ませると泣きそうな甘い声が漏れる。
「…ふっ、ん、ん──」
ビクビクと揺れる腰を掴んで一度離した唇を
もう一度重ねると友の体から力が抜ける。
「んっん…んぅ、ぁっ…ん…」
さっきより甘くなった友の声に
ほくそ笑みながらキスを続ける。
「はぁ…んぁっ…んん──っ」
上顎を舐め上げると気持ちよさそうに
腰を引くつかせるから
そこにしつこく舌を這わせていたら
友が苦しそうに顔を歪める。
「はぁ…っ、も…らめ…じんじんする…」
俺の肩を押して離れようとする友から
身を引くと足を擦り合わせる動きに気付く。
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