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2日目
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昨日はあんな感じだったし、
少し気になるけど集中して授業進めるぞ、
と意気込んでいた俺だったわけだが…
「…先生って、彼女いますか?」
何故か
こんな質問を投げかけられている。
「あー…このまえ別れちゃったんだよー」
…彼女じゃなくて彼氏だけど。
「あ、気にしなくていいからな?」
申し訳なさそうに
眉を下げる中井君の頭を撫でる。
「…っ」
するとみるみる中井君の顔が赤くなって驚く。
慌てて手を離して、俺からも質問をする。
「中井君は?彼女とかいる?」
「いないです!」
中井君がぶんぶん首を横に振る。
「そんなに否定しなくっても」
中井君のリアクションについ笑ってしまう。
「中井君可愛い顔してるのになー」
「えっ…」
あれ、俺変なこと言った?
中井君が固まっているのを見て不思議に思う。
ふと時計を見ると
もうそろそろ終了の時間なことに気付く。
「もうこんな時間か。今日はここまでな」
「ありがとうございました!」
俺は昨日よりか話せたよなー
なんて思いながら部屋を出た。
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