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ねぇ、先生 9
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だけど、目を瞑ったのをいい事に、先生は僕の耳を何度も触る。
ビクビクと反応している僕を見て、先生は何度か小さく笑う。
顔が熱い、恥ずかしい。意地を張らなければよかった。
そう思ってももう時はすでに遅し、というやつで先生は僕を逃がそうとはしない。
僕は顔を見られたくなくて、腕で自分の顔を隠した。
でも、先生はそんな僕の腕を簡単に掴み、上にあげた。
「…せんせ、やだ、…もうやだ…。…ごめんなさ…っ」
僕は我慢の限界で、先生に何度も何度も謝った。
僕、今なら絶対恥ずかしさで死ねる。と、無駄に冷静になりながら、謝り続ける。
「だからさっき謝って出ろって言っただろ。こうなる事を選んだのはお前だ。最後まで我慢しろ」
先生は、本気で怒っているのか謝っても僕のことを許してくれなかった。
指を舐め終わった先生はその指を、僕の首にすり込ませる。
少し湿った指が、僕の首元にきて、驚いた僕は小さな悲鳴をあげる。
「おい、あんま声出すなよ。バレたら俺が社会的に殺されるんだぞ」
先生にそう言われ、僕は何故か自分の唇を噛み締めた。先生はそんな僕の頭を撫で、いい子だ、と呟く。
「秋山。目を開けるか、声抑えても抑えきれない事されるかのどっちか選べ」
僕は先生に与えられた選択肢の通りに、ゆっくりと目を開ける。だけど、先生を直視出来そうにもなく、すぐに視線を逸らす。
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