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ねえ、先生 18
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そして、僕の顎を掴み、先生はニヤリと笑う。
「何が聞きたいんだ」
「…あっ、…えっと……」
「なあ、秋山。実はお前が履いている替えズボンが最後の1枚なんだ。もしお前がまたはぐらかそうなんて真似をするなら、……また汚すぞ」
先生の脅しに、僕は先生の胸板を押して、先生から離れようと大きな声で返事をした。
「い、言います!!言うから待っ…」
「汚すのは簡単な事何だけどな」
僕が返事をしている途中で、先生は僕の腰に右腕を回した。
「き、聞くって……。だけど待って…」
「ああ」
先生は短く返事をすると、僕の腰を制服の上から弄くり回す。
ビクビクと反応しながら、僕は心の準備というものをした。
傷つく準備なんて、相当難しいから時間がかかる。
なんで僕は問いかけの答えに、傷つくであろうことを聞かないといけないんだろう…。
心が痛くなって、涙が出るなんて嫌なのに。
「わっ……」
モヤモヤと考えている途中で、先生は僕の腰をグイッ自分の方へ引き寄せた。
バランスを崩し、先生の胸板に両手をついた。
そんな時でも、ドキリと胸は高鳴る。先生の胸板が目の前にある状態で、先生は引き寄せた腰を触り続ける。
「ほら、早く聞け。時間切れだ」
「…………っ」
傷つく事を急かされ、僕は思わず先生の胸で泣いた。
先生は僕が泣いたことについて何も聞かず、泣いている僕を先生から離し、僕の涙を手で拭う。
顔に触れる先生の手は、僕の涙より冷たくて、顔が冷えていくような気がした。
「……ねっ、…せんせ……」
「んー…?」
さっきより少し落ち着いた僕は、涙を流しながら、先生から離れる為に、ソファーから立ち上がった。
涙をグッ、と堪えて僕は口を開いた。
「…僕は先生が凄いね、…好きなの。……でも、先生は…僕の事……どう思ってるか分かんなくてね。……大人だから好きじゃない人にでもキスくらい出来るのかなって…」
僕の言葉を聞いて、先生はソファーから立ち上がると、ゆっくりと僕に近づいてきた。
だけど、僕は先生から離れたいから後ろに下がっていく。
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