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白雪と呼ばれている俺の好きな人 【中編】
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俺には周りから『白雪』と呼ばれている親友がいる。
清楚な黒髪で、雪のように白い肌に、紅く染まっている綺麗な唇。
まるでおとぎ話に出てくる白雪姫のよう、ということで『白雪』と呼ばれている。
背も高くなくて顔立ちも幼く、俺と『白雪』が通っている男子校のアイドルだ。
まあ、外見は本当に可愛くて綺麗なんだが、一つ欠点があってて……。
その欠点というのが…。
「白雪ー!おはようー!」
「うるせぇ!白雪って呼ぶな、テメェぶっ殺すぞ」
「今日も可愛いね、白雪!」
「テメェのキンタマ潰すぞ」
「白雪、俺とのキスで目覚めてよー!」
「テメェ、永眠してぇのか?あ?!」
というように『白雪』と呼ばれると、とてつもなく言葉遣いが悪くなり、ただのチンピラになる。
そんな白雪と俺は、高校で初めて会って色々意気投合し、親友となり……。ああ、少し言い加えると親友でもあり、俺の好きな人でもあるんだ。
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