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「ド淫乱」
放たれた言葉とともに蓮夜の足が伸びてくる。
それが向かう先を予測して、僕の血の気が引いていく。
「ア゙ァ!」
容赦なく性器を踏まれた。
堪らずに蓮夜の足を掴むと、少しだけ足にこめられる力が弱まった。
ゆっくりと床に擦りつけるように動かされ、そんな刺激さえも快感にすり替えられていく。
「さっき、何考えてたの?」
与えられる刺激が止まり、蓮夜が見下ろしながら問いかけてくる。
「べつに、なにもっ」
答えの途中で体を反転させられた。
そのまま、近くの壁まで移動するように命じられる。
そこに両手をつける。
ジジっとファスナーを下げる音が聞こえた。
すかさず、後孔に宛てがわれたモノが中に侵入してくる。
本来ならば排泄器官であるはずの場所が、割り開かれていく。
「ぁんっ」
慣らしておいたそこは、従順に異物を飲み込んでいく。
圧迫感に呼吸がしづらくて、進んでいく度に喘ぎ声が漏れる。
最奥にたどり着いた蓮夜のモノが急に動きを止める。
「いやっ、やめないでっ」
思わず口をついて出た言葉に、蓮夜の笑みが深まる。
ああ、もうもとには戻れまい。
ガンガンと抉られ揺さぶられ、快感だけを追うようになってしまった頭でそんなことを思った。
「そういえば、蒼衣が会いたがってたよ」
「・・・身体に気をつけて勉強頑張れって伝えておいて」
行為後、シャワーを浴びた蓮夜が風呂場から出てきた。
会いたくても、こんな生活を送る僕にはあいつに合わせる顔なんてない。
いっそのこと、全て捨ててしまいたい。
到底叶わないことを考えて自嘲する自分が更に嫌いになった。
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