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注射器の針が、薄暗い電灯に反射してギラりと光る。
そのまま、持ち上げられた腕にさされて中の液体が体内に侵入してきた。
中身が何なのか、僕は知らない。
ただ、体が溶けるように熱くなって快楽に抗えなくなること、思考力が奪われて正常に頭が働かなくなることはわかる。
いっそ、壊して欲しい。
痛くて、苦しくて、ぶっ飛びそうなくらい気持ち良くて。
祐介から与えられる刺激は、僕を壊しそうで壊さない。
多分、医療従事者なんだろう。
祐介は、僕の体が耐えられるギリギリのラインを見極められる。
「随分と余裕そうだね。
ここはそうでもないみたいだけど」
フラフラと思考が蛇行し始めていたら、鈴口を指の腹で弄られた。
クルクルと円を描くように指を動かされ、竿も一緒に擦り上げられる。
「すごいね、溢れてくる」
透明な液が次から次へと流れ出してきて、性器の表面に塗り広げられる。
尿道口が開閉するのが自分でもわかった。
「あっ」
手を離されて刺激が無くなり、もどかしさに声がもれた。
その声に満足したのかニヤけた顔をして、今度は後孔に指が宛てがわれる。
いきなり三本の指をいれられて、慣らされていない中で引き攣れるように進んでいく。
クポクポと指が前後左右バラバラに動く度に卑猥な音が響く。
指が出ていったと思ったら、間髪を入れずに祐介のイチモツが肛門を縦に割開く。
ぐっと押し入っては、ごく浅い部分まで引かれて腸壁が裏返されているような変な感じがする。
二、三回の出し入れで解れてくると後ろに合わせて前も触られ、前後に動かされる。
「ふぁっ、ゆっすけさっ、もうイク!」
僕の声と共に、祐介のそれが脈打つ。
ドクドクと注がれる精液に、習慣で零すまいと蕾が締め付けを強くする。
祐介の掌に受け止められた精液を唇に撫でるように塗られた。
青臭い臭いが鼻をついて、顰めそうになる顔をとどめる。
普段の倍以上の疲労が襲ってきて、重い瞼が垂れ下がっていく。
手放しそうな意識を祐介が引き戻すことはなかった。
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