アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第1章 :兄弟だけど好きだよ
-
俺の名前は相良尚(さがら なお)。今年から高校2年生になる。
そして俺の大好きなお兄ちゃんと過ごせる最後の一年だ。
「なお、もう起きないと始業式に間に合わなくなるぞ〜」
今日もお兄ちゃんが俺を起こしに来てくれる
「うう〜、まだ起きたくない……」
「あ、ばか寝るなって!…仕方ないなぁ」
お兄ちゃんは俺が中々起きないとき、特別な起こし方をしてくれるのだ。
そっと頬を撫でられ、コツンと額を当てられる。
「なお、早く起きないとお仕置きするぞ?」
お兄ちゃんの息が顔にかかる。やばい、かっこいい大好き。
お兄ちゃんは俺の耳を甘噛みし、スルスルと首へと流れるように舌を這わせた。時折キツく吸われ、ねっとり鎖骨あたりを舐められる。
「う、んぁ…ぁ、はあっ」
俺はくすぐったくて声を上げるが、お兄ちゃんは中々やめてくれない。グイッと服を捲られ腰を触られる。
その瞬間、俺は我慢の限界を迎えた。
「あはっ、ははは!!も、もう無理やめっ起きるからぁ…あはは」
「やっと起きたな。ほら、さっさと支度しな」
「はぁ〜い。お兄ちゃん、ボクが着替えるまで待っててほしいな」
ぎゅっと腕に絡みつき、上目遣いでお願いすると、肩を落としながらも頷いてくれる。
優しい。大好き。
いつだって俺にだけ特別甘いお兄ちゃん。いつまでも俺のそばに居てくれるよね?
ベッドに座って待ってるお兄ちゃんを盗み見る。俺の着替えを待ってくれるのは嬉しいけど、ずっと別のところを見るのは何で?
俺を見てよお兄ちゃん!!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 24