アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3(恭弥side)
-
タクと一緒にいるようになってから、なんだか少し耀の様子がおかしい。
なにかに付けてタクに対して張り合ったりしてる。
耀は見た目はヤンキーだけど、張り合ったりとかしないタイプだ。
多分、少しだけヤキモチを妬いて居るんだろう。
今まで、女子と付き合ってたときはヤキモチ妬かれるのは心の底から鬱陶しいと思っていたのに、今となってはとっても愛おしい。
「ねえ、恭弥ー、何ニヤニヤしてんのwww」
「なんでもないよ。」
「本当に?」
「本当。なんでもないよ。」
「てか、お前らカップルかよwww」
拓真は軽い冗談のつもりで言った。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」
2人はただ沈黙した。
「ああ、別に気にすんなよwww冗談だからwww」
「ああ、俺たち実は付き合ってる。」
「二か月前から・・・。誰にも言っていなかったけど。」
「そ、そうなんだ・・・。」
「ビックリさせたよな。友達が男と付き合ってるって。」
「いや、全然wwwてか、最初から気づいてたしwww」
「「え、なんで?一言も言ってないのに。」」
「この間、お前ら遊園地でキスしてたろwwwww」
「「うん・・・。」」
「声掛けようとしたんだけどさ、急に修羅場っぽくなってたから声かけられなかったんだよねwww」
「てか、誰かと言ったのか?タク。」
「ああwww俺も、彼氏とwww」
最後の言葉に思わず驚いてしまい、俺と耀は噴き出してしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
40 / 68