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「先輩......」
ベッドに下ろされて、すぐさま覆いかぶさってくる。
獣というのが似合うくらい、激しくキスをされる。
何度も角度を変えて、舌を吸われ舐められ、唾液の交換。
「は.....ん.......ふっ」
唾液を飲み込む時間もないほど、激しく、激しく。
あまりのがっつき様に、思わず笑いをこぼしてしまう。
それに気づいた鈴原は、額をコツンと合わせて、目を見つめてきた。
「先輩?どうかした?」
不安げなその瞳は熱を帯びていて、綺麗で、引き込まれそうになる。
余裕のない鈴原も愛おしい。
「お前、盛りすぎ。ガキかよ」
鈴原の頭に手を置いてそう言えば、子供扱いが癪に触ったのか、鈴原は少しだけ拗ねた。
「な......一歳しか変わらないじゃないですか」
今まで余裕綽々の鈴原ばかり見てきたから、新たな一面にまた好きが募って行く。
俺はあとどれくらい、鈴原を好きになれば良いのか。
「ね、先輩。もう入れたい」
久しぶりにもかかわらず、ろくに慣らしもしてねえのに交わりたがる鈴原を、やっぱりガキだと思いつつも、それは言わないでおく。
俺だって、早く繋がりたい。
「好きにしろよ」
今の俺の中で精一杯の素直な言葉で答えると、鈴原は嬉しそうに目を細める。
そして俺の服を脱がしながら、高揚とした表情で呟く。
「......あー、やば......」
「あ?」
「いやいや言ってる先輩を無理やり抱くのも、すごい興奮したけど、たまにはこういうのもいいかも」
「.......ほんとばか」
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