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116/鈴原玲side
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「やだ......やだ!」
まるで駄々っ子ののようにやだを続ける先輩。
それが何を意味してるかは明白なのに、俺はついつい意地悪してしまう。
「だから、もうやらないですって」
「......っ!それが嫌だって言ってんだ!」
そうすれば、先輩はますます拗ねる。
......かぁわいい。
「何で?怒ってたじゃないですか。俺のこと叩いたし」
「それはっ......誠さんに見られて恥ずかしかっただけで!付けられるのは......嫌いじゃない......」
恥ずかしそうに言う先輩が最高に可愛い。
今すぐ喰らいそうになるのを我慢して、理由を聞き出す。
「じゃあ、何に怒ってるんですか?言ってくれないと分かりません」
「.......」
尋ねれば、先輩はしばらく黙ったままで、そして意を決したようにして俺の首筋に顔を寄せてきた。
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