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174/支倉高志side
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最近の岡本の態度は、俺のことを好きになりつつあるのではないかと、自惚れさせる。
そんな風に俺を振り回りている岡本は、不満そうに言う。
「まったく、なんで支倉は着ないんだよー」
「......?俺がメイド服着ても気色悪いだけだろう?」
180越えのメイドなんて誰に需要があるのか。
そう思い、首をかしげると、岡本はきょとんとしてから笑い出す。
「あははっ。違うって!執事服!」
「ああ」
なるほど、そういうことか。
「俺は厨房係だからな」
「支倉って料理できんの?」
「まあ、人並みだな」
「ふーん?」
俺がそう言うと、にやっと笑う岡本。
やはり岡本は可愛いなと思い、見惚れていると、岡本は魅力的な提案をした。
「今からさ、俺ん家来ない?」
「行く」
せっかく恋人(仮とはいえ)に家に招かれたのだから、行かないわけがない。
俺は即答で返事をした。
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