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243/支倉高志side
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「はぁっ......はっ......」
「すまん。無理させすぎたな。大丈夫か?」
息が荒い岡本の頭を撫でながらそう問えば、岡本は眉をハの字にして俺を見る。
「......支倉、気持ち良く......なかった......?」
「......?いや、最高に良かったが?」
俺だって達したし、今にも再び勃ちそうだし、気持ち良くないなんてことはありえない。
なぜそんなことを言うのかと首を傾げれば、岡本は腹を押さえながら訴えてくる。
「だって、なかっ!」
「ああ......」
そういうことかと納得し、俺は岡本の中から自身を引き抜く。
「コレを付けていたからな」
「え......ゴム、付けてたんだ......」
俺が処理するモノを見て、あからさまに残念そうな顔をする岡本。
「なんだ。不満か?」
額にキスをしながらそう聞くと、岡本はそっぽを向いてしまう。
「なか、洗ったって言ったじゃんか」
ふてくされる岡本も可愛いな......。
可愛い岡本の頭を撫でながら、諭すように言う。
「初めてなんだから、傷を付けたら大変だろう?」
「そうかもしんないけどさー......」
それでも納得がいかないと言うような声を出す岡本に、俺はキスを落とす。
「好きだから大事にしたいんだ。わかってくれ」
「......あんなに、激しくしたくせに」
ジト目で俺を見る岡本に、俺は頬が緩む。
なんて欲しがりで可愛い恋人なのだろう。
「次はじっくり慣らして生でやろう。約束だ」
「......ん。絶対だかんね」
岡本も俺に唇を重ねてきて、幸せに包まれながら俺たちは眠りについた。
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