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親子って似るよね.1
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今日は親父と和弥さんの家で夕食を取ることになった......のだが、俺はリビングから聞こえてくる音のせいで玄関から動けないでいた。
「んあっ......かっ、かずやぁっ、だめっ」
「ん?どうしたの、太樹。気持ち良くない?」
「き、きもちっ、けど......もうっ、陽がぁっ、来ちゃっうぅっ!」
もう来てるよ、バカ親父!!
いい歳して何をしてるかと思えば、ナニをしていた俺らの父親たち。
俺が真っ赤な顔を顔で覆うかたわら、一緒に来た玲は舌なめずりをしていたのを、俺は聞かなかったことにしたい。いやほんとマジで思い過ごしであってほしい。
「陽先輩。なんか父さんたちお取り込み中みたいですね」
「もう帰る......」
「そんなこと言わないで先輩。今日のお食事会、楽しみにしてたじゃないですか。......でも、邪魔するのもなんですし、俺たちも楽しみましょうか」
そう言って腕を引かれて見えたのは、笑顔。
黒王子の黒笑顔。
「ちょっ、おまっ、何考えて!?」
「何って、ナニですよ?」
「んっ......」
ドアに押し付けられて奪われる唇。力強い腕に動きは封じられ、玲の唇の感触と親父たちの喘ぎ声で、俺は自分が昂っていくのを感じる。
「あはっ。先輩、反応しちゃってる。父さんたちのセックスで勃つとか、ほんと淫乱」
「んなっ!」
股の間に玲の足が忍び込み、グリグリと刺激される。
「やぁっ、ちょっ、やだっ」
「なに?ここ、グリグリされるの嫌い?」
「んっ......はぁっ、あっ」
「せんぱーい?」
甘い声で囁かれ、続けられる刺激。
だけど物足りない。
もっと、もっと.......。
「ちょくせつっ.......さわってぇっ......」
こんな場所で頭が蕩けてしまう自分は、本当に馬鹿かもしれない。
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