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俺の家.4
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*
「誠さん......」
「んっ......んう.......涼太、くん」
家に帰ってきて、俺たちはすぐに寝室へ直行した。
俺が誠さんを連行したと言う方が正しいかもしれない。
「あっ、涼太くんっ......」
ベッドの上で、すでに裸の誠さんを膝に乗せてきつく抱きしめ、キスを繰り返す。あまりに強く抱きしめていたせいで、誠さんは身体をひねった。
「涼太くんっ、力強いっ」
「ごめん。けど、離したくない」
「ぅ......それは、ズルい......」
顔を真っ赤にした誠さんが俺の肩に顔を預ける。
ほんと可愛い。
「誠さん、好き......大好き」
「......俺も、涼太くんのこと大好きだよ」
そう言ってもらえることが嬉しくて嬉しくて、俺は思わず誠さんをベッドに押し倒した。
「すみません。......早く繋がりたいっす」
「ふふ。いいよ、おいで」
誠さんはいつもの優しい顔で、両手を広げて俺を迎え入れてくれた。
誠さんが気持ちよくなれるように、律動を開始すれば、誠さんの喉から可愛い声が漏れる。
「んあっ......あっ......ぁ、りょうたっ、くん」
「誠さん、可愛い」
「ああっ、きもちっ......いいっ」
「俺も......っ......」
好き。
好き。
そんな気持ちがどんどん募る。
俺の目から溢れた雫が、誠さんの頬に落ちた。
「りょうた、くん......?」
誠さんは俺の頭を抱き寄せて、よしよしとしてくれる。
「どうしたの?泣くことなんか何もないんだよ?」
「すみません.....俺......幸せすぎて、嬉しいけど、怖い」
俺は誰も幸せに出来なかった。
両親も、叔父さんも、みんな不幸になった。
今の俺には誠さんがいて、なんでも受け入れてくれて、すっごく愛おしい。
その気持ちが増すたびに不安もどんどん増して、俺は......。
「......俺は嬉しいよ。涼太くんの幸せは俺の幸せだから」
「誠さん......」
「涼太くんが今まで頑張ってきたこと、神様も見てる。これから幸せになっても、誰も文句は言わないよ」
優しい手つきで俺の頭を撫で続ける誠さん。
それがすごく落ち着く。
「もし文句を言う人がいたら、俺が怒ってあげる」
怒ったことなんか滅多にないくせに、俺のために怒ってくれると言う。
「俺、涼太くんを幸せにする。だから涼太くんも、そのままの涼太くんで俺の側にいて」
......幸せになっても良いのだろうか。このままでも良いのだろうか。
誠さんと一緒に幸せになっても良いのだろうか。
考えるだけ無駄で、答えはきっと一つなんだろう。
「はい......俺、誠さんとずっと一緒にいたい」
「いたい?」
「......います」
俺がそう言うと誠さんは満足げに笑って、耳元で囁く。
「涼太くんの早く欲しい」
「......っ、誠さっ!?」
ぐるっと身体が回転して、誠さんが俺を組み敷いた。
「たまにはね、大人の余裕見せてあげる」
「えっ、ちょっ」
「だから涼太くんは、もっと俺に甘えて良いんだよ」
いつもの優しい笑顔の奥に、大人びた表情をにじませた誠さんが、俺の腹に手をついて腰を動かし始めた。
「あっ、ああっ、んっ」
「ちょ......誠さん、それやばい、って」
「なんっ、で?んっ......きもちよく、ない?」
そんなわけない。
誠さんが俺の上で腰振ってるなんて、視覚的にも最高だし、もちろん感覚的にも気持ちが良い。
気持ち良すぎて、おかしくなりそうだ。
「ああっ、ここ.....イイっ、ここ好きぃっ!」
誠さんが自分の敏感な場所に俺のモノを導いて、あられもない声を出して、よがりまくる。
誠さんが腰を落とすたびに、淫らな水音が響いて、俺の理性はもう限界だった。
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