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出会いと今.5
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*
ベッドで俺たちはお互いに服を脱がせあった。
陽先輩は滅多に俺にそういうことしないから、戸惑っていて時間がかかったけど、顔を真っ赤にしながらも必死にシャツのボタンと格闘する先輩はすごく可愛かった。
「ん......はぁ......れ、い」
キスを全身に落とし、先輩の綺麗な胸の飾りを舐めていると、先輩の手が俺の頭を掴む。弱い力で髪をきゅっと引っ張ってきた。
「どうしました?」
顔を寄せると先輩は恥ずかしそうに顔を背けて、身体をもじもじとさせる。
「も、そういうのいいし......てか、俺がするし」
「え?」
言葉の意味はわかるけど、意図は分からない。恥ずかしがり屋の先輩が言うのには珍しい言葉だからだ。
だから首を傾げると、先輩は一層顔を赤くした。
「〰︎〰︎〰︎っ!ガキなお前を俺が甘やかしてやるって言ってんだよ!」
ガバッと起き上がった先輩に押し倒される。形勢逆転、さっきまで下にいた先輩が俺の上にいる。
「ちょ......陽先輩?」
「アホらし......自信過剰男がいきなり不安になってんじゃねえよ馬鹿」
そう言った先輩はごそごそと下の方へ移動して俺の中心に手を触れた。
「ぅん......」
暖かくて、柔らかいものが、俺のものを包む。
「ふぅっ......んぅ.......んんっ」
淫らな水音と、愛しい先輩の嬌声。
直接感じる快感と、聴覚から感じる快感。
けれどそれだけでは足りない。俺は先輩に関してひどく貪欲だから。
「先輩......陽先輩、顔見たいから動くね......」
ゆっくりと状態を起こす。
そこにはもちろん先輩がいる。
目に涙を溜めながら俺のを咥えている、可愛い可愛い陽先輩がいる。
「せんぱ、い......苦しくない?」
「ぅん......んん......くるひく、ない」
頬に手を当てれば、先輩は気持ちよさそうに目を細めた。
「んむっ......ん.......んっ」
やばい......。
決して上手いとは言えないけれど、愛しい先輩が一生懸命してくれるだけで、熱がどんどん集まってくる。
今すぐ先輩の頭を押さえつけて、口の中を俺のでいっぱいにしたい。先輩の全てを俺でいっぱいにしたい。
先輩に優しくしたいのに、いつも自分の性分が前に出てしまう。
「先輩、ごめんね......ちょっと我慢して」
結局理性が負けて先輩の頭を掴む。できる限り優しく。けれどこの行為は決して優しくない。
「んぐっ.......んっ、ん"っ」
「は......気持ちい、陽先輩......」
先輩の頭を腰に押し付け、離れないようにする。腰を浮かせて奥を突けば、先輩からは苦しそうなくぐもった声が漏れる。それが更に興奮を煽って、俺の動きは激しさを増した。
「......っ」
「ん"ん〰︎〰︎っ!」
熱を一気の先輩の口内に吐き出す。
全てを出しきって、先輩を解放すると、先輩は口を手で押さえて固まっている。涙目で見つめる先輩に寄り添って、耳元で声をかける。
「先輩......少しでいいから、飲んで?」
「う.......」
「後は吐いていいから」
背中を優しくさすって嚥下をうながすと、コクっと控えめな音が鳴った。
先輩の頬にキスをして、自分の手を先輩の口へと持っていく。
「ありがと。残り、俺の手に出していいよ」
「ん......」
頷いた先輩が口を開ける。先輩の可愛い唇を伝って、白濁の液体が俺の手に落ちてきた。
自分のものなのに、一度先輩の中に入ったと言うだけでなんだか愛しく感じるなんて、本当に俺は重症だと思う。
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