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大掃除.4
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「……んうっ。な、にっ……なにこれっ」
「ただの媚薬ですよ」
「び、びやくっ……?」
媚薬と言われてもよく分からないけど、次第に身体に熱が集まってくる感覚がする。
何だこれ……身体が熱い。
「はっ……う……なに、これっ、やぁ」
熱くて、もどかしくて、でも感じて。頭がおかしくなりそう。
「も、やぁっ!やだっ……やだぁ!」
自分が自分じゃなくなるのが怖くて、みっともなく泣いて懇願しても、玲の手は止まらない。前も後ろも犯され続けている。
「んぁ……っ、やっ……やだ!やめっ……」
「すぐに全部捨てたいんでしょ?だったら頑張んなきゃ。まだ二つあるし」
俺を反転させて向かい合わせになった玲が、バイブよりは小ぶりだけど奇妙な形をしたものを手にとってみせる。
「な、に……」
「これはね、エネマグラって言うんです」
「え、えねっ……?んああっ!」
アナルビーズを勢い良く抜かれると、入口が開かれる感覚が連続で起こって、今日一番の変な声が出た。慌てて口を抑えるけど、この性悪が見逃してくれるわけがなくて、耳元で意地悪い声が響く。
「抜くだけでそんな声出しちゃうの?ほんと、先輩は可愛いなぁ……」
「や……ちがっ。お前が、いきなり……っ!」
「お前……?」
さっきまで楽しそうに笑ってた玲の口角が下がる。
「先輩……せっかく楽しいコトしてるのに、恋人に向かってお前はないんじゃない?」
こういうことしてる時のこういう玲は本当にタチが悪い。つかの間に解放されていたオナホが再び強めに握られ、玲が俺の首筋を噛む。
「ぅあっ……!」
「大体、これ自体がお仕置きってこと忘れてるよね。てことで、お仕置き追加ね。今日は玩具でイくまで俺のはおあずけ」
アナルビーズもオナホも床に放り投げられ、エネマグラというものが俺の蕾に入ってくる。入れた瞬間はあまり刺激がなくて助かったと思ったが……。
「それで、こっちは乳首ローター」
「や……ひっ───」
乳首を挟まれ電源を入れられた瞬間、電流のような快感が走り、そして……。
「うあっ……あっ、なにっ……うごっ、いてっ……やぁっ」
後ろのものが俺の弱いところを刺激し続ける。玲は触ってないはずなのに、なんで?
「やぁっ、やっ……こわっ……あ、んんっ」
「ふふ、イイトコロ当たり続ける?それ、先輩が動かしてるんだよ?」
「え……ああっ、ンっ……やぁっ」
「先輩のお尻がエロく締まるから、そうなっちゃうんだよ。陽先輩ってほんと淫乱だよね」
「や、ぁんっ───」
その後、何度も玩具でイカされたうえに、おねだりしろだなんて言われてみっともなくすがって、玲のモノでさらにイカされ続けるという屈辱と恥辱を受け、行為が終わってから丸一日玲のことを無視し続けたのは言うまでもない。
ていうか恥ずかしすぎるので割愛させて欲しい。マジで。
とりあえず結論───二度と大掃除なんかしない。
この日を境に、俺は料理だけでなく掃除もできない人間となってしまった。
*
お久しぶりです!
またまた『どれくらい。』を読んでいただきありがとうございました!
多分、玲は陽が掃除ばっかりしてて寂しくなっちゃったんだと思います......。
今後ともよろしくお願い致します(*^^*)
あん
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