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告白の災難.1
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*
「ひ、日比谷くんっ。好きです!付き合ってください!!」
前まで日常だったこの状況も、今となっては懐かしい。
「あー......悪いけど、付き合ってる奴いるから」
かつて全ての告白を受け入れていた俺がこんな断りの言葉を口にするのは、なんだか変な気がするけど、事実は事実。
俺のぶっきらぼうな態度に、目の前の女はいっぱいの涙を溜めて、諦めの言葉を───ではなく。
「思い出に、一回だけデートして下さい!」
とんでもないことを言いやがった。
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