アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
告白の災難.2
-
*
「で、了承したんですか?浮気ですか?浮気ですよねそれ」
家で事の次第を話したら、案の定玲の機嫌が悪くなった。
秘密にしてたら後々酷いことになる。ならば今のうちに、と思ったが、いつでも反応は同じだった。
黒笑顔を浮かべて近づいてくる玲から、逃れるようにそこら辺にあったクッションで気休めの壁を作ったけど、玲はずいっと詰め寄って来る。
「浮気じゃねえよ!!一回出掛けたら諦めるって言うから!!それだけだっつうの!!」
「は?それで?出掛けるの?二人で?はは、冗談も大概にしてくださいよ。嫌だって言えば済む話でしょ」
「うっせえな!!俺だって本当はこんなのっ......」
こんなこと、脅されなかったらしていない。
なんて......言えない。
俺は脅されているんだ。
あの女との会話には続きがある。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
334 / 343