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37/鈴原玲side
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「す、少しは、信用してる......かも」
先輩は少し恥ずかしそうにうつむきながら、そう言った。
確かに先輩はあの時俺の名前を呼んでいたし、俺も少しは進展したかなって密かに自惚れてはいたけど。
恥ずかしがり屋の先輩が改めて言ってくれたと思うと......。
やばい......。嬉しい......。
「鈴原......?」
何も反応しない俺に不安そうにする先輩。
どんな表情も愛おしくて、頬を撫でる。
「陽先輩。ありがとう」
そう言って唇を重ねた。
先輩は驚いた顔をしたけど、受け入れてくれた。それだけで俺の心は満たされる。
「ん......はぁ......」
「先輩、可愛い」
舌を絡ませ、唾液を送り込む。
「んむっ」
「先輩のも、ちょうだい?」
「......んん」
「ん、上手」
ぎこちなく送り込まれた先輩の唾液をゴクリと飲めば、先輩の顔は真っ赤になった。
「こ、この変態!」
あー......。可愛い。
息荒いし、顔は火照ってるし、口から飲みきれなかった唾液が流れてるし、ほんと......えろい。
こんな可愛い顔するから、他の男に目をつけられるんだよ。
別に先輩が悪いわけじゃないけど、気にくわない。
そんな思いが顔に出ていたのか、先輩が焦った顔をした。
「な、なんでそんな怖い顔してんだよっ」
そんな先輩が可愛くて、ちょっといじめたくなった。
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