アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
39/鈴原玲side
-
だいぶ落ち着いた先輩の肩を掴んで、目を見つめる。
「先輩のこと抱きたい。抱いて良い?」
「え?なんだよ、昨日は勝手にしてきたくせに......」
確認をした俺がそんなに珍しいのか、先輩は目を丸くした。
「今日の先輩、怖い思いさせちゃったし素直だから優しくしてあげたいんだけど、始めちゃったら抑えるの無理かも。先輩可愛すぎるから......」
「なっ」
「だから、先輩が嫌だったら今のうちにやめるけど、どうする?」
「〜〜〜っ」
迷ってる。かわいい。
先輩は嫌なことは嫌って言うから、迷った時点でこちらの勝ちだ。
ニヤつきそうになるが、それは懸命に抑える。
そんな俺の心の中を知らない先輩は、真っ赤な顔で、目をそらして、小さな声を出す。
「......に......しろ」
「ん?」
小さすぎて聞こえなかったので聞き返すと、今度はやけくそ気味に言った。
「勝手にしろって言ってんの!」
その言葉を聞いてすぐさま真っ赤な先輩の唇を貪る......前に先輩が口を隠した。
そして、上目遣いで、恥ずかしそうに言う。
「今日は、ベッドの上がいい......」
ここで俺の理性は吹き飛んだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
39 / 343