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「......」
「......」
「......」
うわ。なんか雰囲気最悪。
誰も一言も発しない。
俺と支倉はもともとそんなにしゃべる人じゃないかから、いつも話し始めるのは翔平だった。
その翔平はなんか拗ねてるしな。
やっぱ最近俺が付き合い悪いからか?
「あー......弁当じゃ足りないから、なんか買って来るわー」
まだ半分ほど残ってるにもかかわらず、購買へ向かった翔平。
それを見送ってから、支倉は「ガキか......」とため息をつく。
「......愛想つかしてやるなよ」
「いや、そんなことしねえけど」
口には出さないが、翔平は大事な親友だ。
愛想をつかすわけがない。
「てか、なんであんなに鈴原嫌いなんだ?支倉、なんか知ってる?」
「親友の陽ちゃんが、鈴原に取られて嫉妬しているんだろう」
「は?別に今までと同じじゃねえか」
彼女と彼氏の違いって、あんまないような気がするけど。
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