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「今日の目的は何ですか?」
「俺が......リード、する......」
「俺へのご褒美のためにね。だから、先輩だけ気持ちよくなるなんて駄目だと思わない?」
「でもっ......」
鈴原は触ってくれないし、俺の身体はもう限界だ。
もうどうすれば良いのかわからず、涙が溢れる。
「もっ......なんでっ......いじ、わるっ......」
「泣いても無駄ですよ。俺、先輩の泣き顔大好きなんで。すごくかわいい」
「さいっ......ていっ」
俺が悪態をついても、鈴原のニヤニヤ顔は治らない。
「ほら、先輩。次は何してくれる?」
自分のモノだってガチガチなくせに、余裕綽々なのがムカつく。
年下のくせに、結構タメ口きいてきて、先輩をバカにする態度がムカつく。
ドSで意地悪ばかりしてくるのがムカつく。
......それなのに、かっこいいと思ってしまう俺が、一番ムカつく。
もうこうなったら、とことんやってやる。
そう思い、腕で涙を拭う。
「え?先輩?」
座っていた鈴原を押し倒してまたがると、鈴原は驚いた顔をする。
いつもはビクともしない身体がすぐに倒れたから、きっと俺がこうするとは思わなかったのだろう。
でも、俺だっていつもやられっぱなしじゃ面白くない。
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