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「ねえ、寂しくなかった?」
「あ......」
至近距離で見つめられて、心臓がうるさくなる。
綺麗な黒い瞳と長いまつ毛に釘付けになっていると、唇を奪われた。
「俺は寂しかったです。大好きな先輩に触れられないのすごい辛かった」
「ん......」
鈴原の唇が首筋へ辿っていく。
「こんなに俺を我慢させて、焦らして......先輩は本当にいけない子ですね」
「んっ」
首筋にわずかな痛みを感じて、声を上げてしまう。
これって......キスマーク?
「あは......隠せないところにつけちゃった」
「なっ......ふざけんなっ!」
どんな顔で学校行けばいいんだよっ。
鈴原を突き飛ばそうとするも、その手を掴まれ逆に押し倒される。
「ごめんね。でもまあ、これお仕置きだから」
「や......」
お仕置き、と口にした鈴原は黒笑顔を浮かべていた。
久しぶりに見たその顔に、俺はどうしようもなくなる。
「こんなんじゃ、まだまだ足りないよ?俺のこと避けたくせに、それ相応の点数を取ってこない悪い子には、もっといっぱいお仕置きが必要だよね?」
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