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鈴原のサディスティックな瞳に見つめられ、俺はまた流されるのか、とお仕置きを覚悟した瞬間、聞き慣れない着信音が響く。
「あ......鈴原、電話......」
「いいです。続けましょう」
鈴原は鳴り続ける着信音を無視して、俺のワイシャツを捲り上げた。
「んん......っ」
乳首をきつく抓られ、痛みに顔が歪む。
「痛い?今日は痛くてもイける身体にしてあげます」
「やあっ......あっ」
口の端を吊り上げた鈴原におぞましいことを言われる。
抓られ、弾かれ、たまに噛まれたりする。
痛い。
痛いけど、痛みに集中できない。
それもそのはず。
着信音がずっと鳴っているから。
切れても、またかかってくる。その繰り返しだ。
こんなに長くかけるなんて、余程の用事なのか。
「......ちっ」
さすがの鈴原も無視するのが限界になったのか、立ってスマホの方へと歩いて行く。
「はい......何?」
すごい不機嫌......怖え。
ものすごく低い声を出す鈴原を見ていられなくて、視線が下になる。
そこには、赤く腫れあがる乳首が見えた。
噛み跡見えるし......。
これを、あの不機嫌になってしまった鬼に、さらに弄られるのかと思うとゾッとする。
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