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しかし、鈴原は変態。ド変態だ。しかもSである。
「何で?俺この匂い好き」
俺の身体を押さえつけ、首筋に頭を寄せて匂いを嗅ぎ始める。それだけでも恥ずかしくて死にたくなるのに、ペロリと舐めてきやがった。
何してんだこいつ!?バカか!!
「ん......しょっぱい」
「嫌だ!汚いからやめろって!」
「汚くないよ。すっごく美味しい......」
「んひゃぁっ......やだっ」
鈴原は休むことなく舐める舐める舐める。
人の汗舐めて喜ぶとかどんだけ変態だよ!!
俺は嫌だって言ってんのに!
「あは......こっちもすごい熱こもってそう。舐めたい」
「は......!?絶対に嫌だ!!」
俺の下半身を見つめて、物欲しそうな顔。
それを全力で拒絶する。
この暑さでどんだけ蒸れてると思ってるんだよ!バカじゃねえの!?
「先輩おとなしくしてください」
「いーやーだーっ!!」
ピンポーン。
ついにズボンを脱がされそうになったとき、チャイムがなった。
その隙をついて、すぐに鈴原の手から逃げ出す。
「あ!先輩!」
鈴原は追いかけて来るが、捕まる前にドアを開ければこっちのもんだ。
勢いよく玄関にむかい、ドアを開ける。
そこには、一人の女の人が立っていた。
「あら、顔がものすごく真っ赤だけど......もしかして邪魔しちゃった?」
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