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「っ、やめろ!!学校でなんて嫌だ!!」
「心配しなくても、誰も来ませんよ。今授業中だし」
「それでも嫌だっつてんだよ!!」
「もー、うるさいなぁ......」
俺の手を一つにまとめて押さえつけてくる鈴原に必死に抵抗し続けると、しびれを切らした鈴原が室内を見回す。
「あ、ちょうど良いのがあった」
何かを見つけた鈴原は、そこへ歩いて行った。
そのうちに逃げようと身体を起こすと、鈴原はすごく冷たい目で俺を見てくる。
「......先輩、逃げたら許さないから」
それに怯えて動きが止まる俺。
今日の鈴原は相当機嫌が悪い。
怖え......。
これ以上機嫌をそこねたらと思うと、絶対逆らえない。
「良い子」
大人しく従えば、鈴原はにこりと笑う。表情の豹変ぶりは今日も絶好調だ。
怯える俺のもとに戻ってきた鈴原の手に握られているのは、タオルと包帯......?
「おい......何する気だよ......」
「ん?先輩暴れるから、縛っとこうと思って」
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