アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
235
-
俺が名前を呼ぶと、すごく嬉しそうに目を細める鈴原。
なんだこれ。恥ずかしい.....。
「陽」
赤い顔を隠すようにうつむけば、甘い声が聞こえた。
い、いま.......陽って言った?
や、やばい。やばいやばい。心臓うるせえ。
「陽、大好きだよ」
「......っ」
なんか変だこれ。
鈴原に呼び捨てされると、なんか変な気分になる。
「あ......う、うるせえ!生意気なんだよ!先輩つけろ、馬鹿!」
怒鳴りながら蹴りをいれると、それをかわされ腕を引き寄せられる。
至近距離に鈴原の顔が。
「あ......」
「ふふ。照れてる陽先輩、すごく可愛い」
「なっ......ん」
音楽が終わりをむかえる頃、俺たちは静かに唇を重ねていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
235 / 343