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告白の災難.6
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*
翌日。
陽先輩を脅した女から写真を回収し、陽先輩の浮気デートは無事に中止になった。
「にしても、写真一枚でねぇ......」
昨日の件ですっかりご機嫌斜めになった先輩は、学校から帰るなり寝室にこもってしまったので、俺は一人でソファに腰を下ろしていた。
手には例の写真。
陽先輩が机に頬を寄せて微笑んでいる写真。隠したがったってことは多分俺の机なのだろう。
......可愛すぎる。
叫び出したいほどに愛くるしい写真ににやけを抑えられない。それほど可愛い。何枚にも増刷して永久保存したいくらいだ。
陽先輩は恥ずかしいとか、キャラじゃないっていうかもしれないけど。
「実は......いつも見てるんだけどな」
陽先輩は無自覚のうちにこういう表情を俺に向けているし、何度理性がなくなりそうになったか分からないし、実際に抑えられなかったことも多々ある。
その度に先輩に愛されてるって実感するし、隠したがるのも健気で可愛いし。
もう、先輩だったらなんだって可愛いから、もっと色々な表情を見せてくれたら。
なんて、欲が深い自分に苦笑を漏らして、立ち上がった。
「......そろそろ、俺の可愛い恋人さんの機嫌をとることにしようかな」
この寝室のドアを開ければ、可愛い可愛い陽先輩のお出ましだ。
***
お久しぶりです!あんです!
読んでくださってありがとうございました♡
久しぶりに二人の話を書くことができて、とっても楽しかったです(^^)
私事ですが、ツイッターにてフォロワーさんにアイコンを描いて頂きました!この物語の主人公、陽のイラストです!もし良かったら、ぜひ見に来てくださると嬉しいです!本当に可愛いので♡
では、これからもどうぞよろしくお願い致します!
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