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あ、ヤバい。晩里来た!!
休日の午前中、ベッドで寝そべってマンガを読んでいたら部屋のドアがノックされた。
あの日から片方だけ敏感になってしまった左乳首がいい薬になって、暫くはベッドでおやつも我慢していたけど、人間そう簡単に変われるものではない。
今日も食後のデザート代わりにべッドの中でお菓子をボリボリしていた。
少しだけ残ったキャラメルコーンを底に溜まったピーナッツ共々鷲掴みにして口の中に放り込むと、袋をパジャマのポケットに捩じ込み平然と晩里をお迎えする。
栗鼠の如くシャクシャクシャクとキャラメルコーンを噛み砕いたけど、ピーナッツはそうはいかないから晩里から見えない方の頬っぺたに貯めておいた。
「おはようございます」
「おはよー、晩里」
マンガに集中している振りをして下を向いたまま返事をしたら、口の中に入れていたピーナッツがポロっと飛び出した。
「望夢~」
ギリギリという歯軋りの音がここまで聞こえて来そうなほど晩里の声が怒りで燃えている。
「お、俺は栗鼠の生態を研究しようと」
「言い訳は結構」
ピシャリと言い放つと晩里は掃除機をスタンバイして俺はベッドに正座させられた。
「またこんな所にゴミを詰め込んで!!」
前回散々教え込まれた快感を復習うかのように胸ポケットを執拗に吸引される。
「ふぁっ」
慣れない正座で安定感がない所為で身体の踏ん張りが利かない。
病み上がりの敏感な乳首も、容赦なく何度もゴリゴリ擦り付けられた。
もちろんさっきお菓子の袋を押し込んだポケットの中も晩里は見逃さない。
プシューッ。
キャラメルコーンの空き袋は流石に大きすぎて掃除機の先に吸い付いてしまったので、晩里がゴミ箱に捨てに行った。
その奥から出てきたものを見て晩里の顔が引きつった。
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