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絶え間なく繰り返されるキスの応酬に息が上がって、どちらからともなく白いシーツに身を横たえた。
「望夢、私のを触ってくれますか」
作務衣から取り出された晩里の一物は細くて真っ直ぐで綺麗な形をしていた。
まさに己の分身と称するに相応しく、晩里その人の実直さを語っている。
恐る恐る手を伸ばしてそっと触れてみると晩里の身体がピクッと跳ねた。
沸き上がってくる感情を懸命に抑制しようとするような晩里のその表情にドキッとさせられる。
少し力を入れて擦ってみると晩里は痛そうに顔をしかめた。
「望夢、もう少し優しくお願いします」
「ご、ごめん」
いつも罰則で鍛えられた自分の下半身よりよっぽど繊細で脆い晩里の分身にそっと指を重ねた。
「晩里のここも今度罰則して鍛えなきゃだね」
「私は……部屋を綺麗に保ってますからっ」
ベッドの枕元には目覚まし時計などが置かれているスペースがあって、その下がちょっとした収納になっている。
晩里は引き出しを開けると、そこから小瓶を取り出した。
今日まで自分の生活に縁もゆかりもなかったものは今から始まろうとする世界を象徴していて、意識した途端に全身が緊張を帯びる。
「いつの間に……」
「いつか……望夢と使える日が来るといいなと思って」
時々取り出しては眺めていましたと、こうも嬉しそうに話されると何も返す言葉がない。
「痛くないですか?」
いつも「罰則」で散々痛いことをして来るくせにこんな時だけ優しくして反則だ。
細くて繊細な晩里のものは痛みもなくするすると呑み込まれた。
長さがあるから何処までも進めそうだけど、初めてだから身体が反射的に通路を狭めて押し戻そうとする。
「望夢……あんまり締め付けないで」
「む、無理」
晩里が奥に奥に進もうとするから身体が勝手にギュウギュウと締め付けるんだ。
「ごめんなさ……我慢……できな……」
反射的に身体が押し返そうとするが、それをものともせず晩里は奥までぐいぐいと進入してくる。
「っ痛」
「ごめんなさい」
痛いのはこっちの筈なのに、晩里は辛そうに顔を歪めてそれでも止まれない衝動に苦しんでいる。
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