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危ない第2寮-4
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「キリ……」
部屋の入り口で座り込んで荒い息をついている男の姿を目にしてようやく、昨夜何があったのか鮮明に思い出した。
「朝っぱらから何やってんだ」
シューッ、シュポッ。
ブォーンッ、ブォーンッ。
ボッ。
ボボボボボッ。
寝間着として俺が貸した作務衣の上から掃除機のノズルをあてがって快楽に耽っているキリの脇腹を爪先で突っついてやると、ようやく気付いて振り向いた。
その顔は快楽に蕩けきっていて、朝からよく精が出るもんだと呆れるを通り越して感心する。
「あ、ごめん晩里~。起きちゃった~?」
「何してんだ、お前?」
「何ってほら?」
キリは、身体の向きを変えて自らの下半身が俺の視界に入るようにしてみせた。
穿き慣れた作務衣の中心部が不自然に盛り上がっているのが目に入って溜め息が出る。
俺の服着て何やってくれてんだよ。
「ほら~」
キリは作務衣の上からそこをギュッと握って形を顕にしてみせる。
あー、もう。見せんでいい。
カチッ、カチカチッ。
シューッボッ、ブォーンッ。
先を外した丸い筒が作務衣の生地を吸い込んで轟音をあげるとキリの身体がビクンと跳ねた。
ブンッ、ブンッ。
両手で持ったノズルを上下させ何度もピストン運動を繰り返すのに合わせて太股が揺れる。
ボーッと見ていないで止めなければと頭の中ではわかっている筈なのに、妖艶な男の痴態から何故か目が離せない。
目を閉じて顎をくいっと上げて自慰に耽るキリはそれ程までに美しかった。
声にならない声を絞り出そうとしているかのように口をパクパクさせて眉を寄せる姿が心臓の鼓動を早める。
ブォーーーッ。
力強くノズルを押し込んだキリの身体がひときわ大きく跳ねた。
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