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マル秘トレーニング-1
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晩里の最近の悩み事。
それは。
『下半身の耐久性があまりにも弱いこと』
別に俺は気にしてないんだよ。
晩里と過ごす夜には十分満足している。
だけど、晩里はそう思ってはいないみたい。
「望夢を満足させるために頑張ります」
って一体何を頑張りますなの?
キラキラした目で宣言する晩里にその内容を聞こうとして寝落ちしてしまった。
寝る前にそんな事言うもんだから、晩里がちんちんにロープ結んで軽トラ引っ張っている夢なんか見た。
俺はそんな晩里の脇で何故かチアリーダーの格好してポンポン振ってるんだ。
ズズッ、ズズズッ。
軽トラが動き出したところでアラームが鳴って目が覚めた。
いいところだったのにな。
隣に目をやったら寮長の晩里は当然みんなの朝ごはんを作りに行ってて居なかった。
朝ごはん中には他の寮生も居るから流石に『どうやってちんちん鍛えるの?』なんて聞けなくて。
結局そのまま学校に行ったけど気になって正直授業が1個も頭に入って来なかった。
「ただいまー」
そそくさと手洗いうがいをして真っ先に向かったのは勿論晩里の部屋。
事の真相を聞き出さなくちゃ。
ブォーーーンッ。
ブォーンッ、ブォーンッ。
ドアを開けると掃除機の音が耳に飛び込んできた。
何だ、掃除中か。
ビュオーーーッ、シュポッ。
プシューッ。
カーテンか布団にでも掃除機を掛けているのか、勢いよく吸い付ける音が部屋中に響いている。
後にしようかと部屋を出ていきかけたけど、やっぱり「ただいま」だけは言っておきたいな。
思い直して部屋の奥へと足を踏み入れた。
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