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マル秘トレーニング-2
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次の瞬間、やっぱり大人しく引き返してたら良かったと後悔した。
目に飛び込んで来たのは衝撃の光景だったから。
ベッドの上には見慣れたいつものシーツ。
昼間からお風呂にでも入っていたのか、大きなバスタオルが広げられていて。
その上には見慣れたいつもの作務衣姿のいつもの晩里が仰向けに寝そべっていた。
バスタオルの上で何故かM字開脚の体勢で掃除機のノズルを握っている。
まぁ晩里だってたまにはゴロゴロしながら掃除をしたくなるぐらい疲れている時もあるだろう。
そこは百歩譲って良しとしてもいい。
だけど、手にしている掃除機の先っちょが吸い付いている場所が衝撃だった。
ズゴーーーッ。
M字開脚の谷の部分、そこに真っ直ぐ突き刺さったノズルは轟音を立てながら薄い作務衣の生地を飲み込んでいる。
な、何してるの……?
思い当たったのは昨夜の晩里の発言だった。
『望夢を満足させるために頑張ります』
って、これーっ!?
下にあるものを生地ごと引っ張りこんでいるのだろう、ノズルいっぱいにギッチギチに詰まったものを奥まで吸い込んでやろうと掃除機も躍起になっている。
ズォーーーッ。
作務衣のガードがなければ軽々と取れて吸い込まれていってしまうんじゃないかと心配になるほどの強力な吸引力は業務用の巨大な掃除機ならではの迫力で。
その威力を何度も身をもって知らされているから、これが自分だったらと置き換えてみただけで足がガクガクと震えた。
プシュッ、シュウーッ。
晩里の右腕が上にスライドすると吸い口が晩里から離れて、ノズルの形にくっきりと跡がついた作務衣が顕になる。
吸引されなくなっても、薄い生地が真っ直ぐ天を指して自立していることで、中にある芯を持ったものの存在がリアルに伝わって来て息を呑んだ。
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