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マル秘トレーニング-4
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あ。
終わりじゃなかったんだ。
まだ頑張るんだね、晩里。
とにかくこれで音に紛れてこの部屋から脱出できる。
シュポッ。
ボボボボッ。
プシュ、ボッ、ブォーーーーッ。
吸い込まれた布がノズルの中で勢いよくはためく音が何かを吸い付けた音に変わって、出口に向かおうとした俺の足を引き留めた。
M字開脚の真ん中に吸い付いていたのとも、裏筋を扱き上げていたのとも違う音。
今度はどんな吸いかたをしているのかをちょっとだけ見てみたい。
いや、駄目だ駄目だ駄目だ。
見つかったら絶体絶命だから大人しく出ていくに限る。
今が出ていくチャンスだって頭の中で意見が纏まったのに、利かん坊の足が勝手に部屋の奥に戻ろうとするから困る。
ちょっとだけ。
見つかったら怖いから身体は壁の後ろに隠したまま首から先だけ出してみた。
「!!!」
想像をびょーんっと豪快に飛び越えた光景を目の当たりにして勝手に叫ぼうとする口を塞ぐ両手がガタガタと震える。
プシュッ。
ブォーーーッ。
M字に開かれた脚はさっきと一緒だけどノズルの先は何と作務衣の腰元から中に消えてるんだ。
左手は作務衣のゴムを器用に押さえて、右手に握られたノズルが作業をしやすいように空間を空けている。
ブォッ、ブォッ。
右手がピストンするように筒を中に押し込んだり離したりする旅に鈍い音が響く。
ナニコレナニコレナニコレ。
王さまの耳はロバの耳。
王さまの耳はロバの耳。
王さまの耳はロバの耳。
人に絶対言っちゃいけない秘密を知ってしまった時にこの呪文を唱えると心が落ち着くって誰かが言ってたけれど、落ち着くどころか更にテンションが上がってしまう。
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