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本屋さん 2
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「うわぁ…凄い!」
僕はアーサーに紹介された本屋さんに一人出来ていた。
アーサーも一緒に来たがっていたが仕事が入ってしまったらしい。
その本屋さんは人通りの少ない通りにポツンとあった。
そこまで大きな本屋さんでは無いけど魅力的なのはその中身だ。
アーサーの務める図書館にも置いていないような珍しい本がずらりと並べられている。
「君は本が好きなのか?」
「うわぁっ!」
いつの間にか目の前に現れた50歳代位のかっこいいおじさんに声をかけられた。
誰だろう…お客さんかな?
「は、はい…本、好きです。」
「そうか、私も本は大好きなんだ。」
おじさんに微笑まれ、僕もつられて笑う。
優しい雰囲気を身にまとい、こっちまで優しい気持ちにさせる人だった。
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