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仲直り 5
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「エディ…部屋に行こうか。」
「あ…えと、はい…」
グレンが部屋に行こうと言った意味が分かって赤面する。
多分これからキスよりもっと先の事をするのだろう。
いつも通りキスで腰を抜かしてしまった僕をグレンは軽々とお姫様抱っこをして部屋へと向かった。
部屋につくと優しくベッドに降ろされる。
「可愛いな…」
「ふっ………あぅ……」
唇へのキスが首筋、胸へとおりてゆく。
大好きな人に触られて気持ち良くていっぱい声が出てしまう。
でもそんな事を気にしている暇なんて与えてもらえない。
「……うぁっ…」
「ワンっ!」
『え…』
突然の聞き覚えのある鳴き声に、一気に2人は正気に戻される。
「ポン太…」
「ワン、ワンっ!」
無邪気で何も知らないポン太は久しぶりのご主人様に元気よく駆け寄りぺろぺろとその頬を舐め回す。
「わぁ、ポン太…くすぐったいよ…」
僕もポン太に会えた事が嬉しくなって撫でていると、すっとグレンが僕から離れていくのが分かった。
そうだ、僕今グレンと…
思い出すとまた体が熱くなる。
「あの、グレンさん。途中だったのに…ごめんなさい」
また、触ってくれないかな。
そんなちょっと恥ずかしい事を考えていた僕だけどグレンは僕に触ることはなかった。
ただその代わり、
「危なかった…まだエディは未成年なのに…」
なんて思いつめた顔で言っていた。
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