アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
夏の章二 清明(せいめい)
-
「う…ん、まぁ…せやな」
「そんなん平気になっちゃうのが、凄いよな」
「いやいや、そんなん考えてる自分が凄いと思うで」
「俺?」
「うん、…ん?」
遊命が、可児の下腹部をまさぐる。
「可児も脱いだら?」
「…ん」
遊命と可児の手が同時に可児のスウェットを下げると、屹立した性器が露になった。
遊命が手を添えると、それは、充分に熱く、硬く、濡れていた。
「暗くてよく見えないけど、ちゃんと出来てる?」
遊命は手探りで、可児を愛撫していた。
「…うん」
「気持ちいい?」
「…うん」
「手こきで抜いとく? フェラの方がいい?」
「いや、また今度」
「予約?」
遊命が、フフンと笑いながら言う。
「そうそう」
「覚えてたらな」
遊命も負けじと、可児の言った事を繰り返した。
「やられた~って、言うてる場合ちゃうわ。遊命、そろそろ手ぇ退かしてもらわんと、ゴムつけられへん」
「ん? あぁ、貸してみ」
「?」
可児が個装パッケージから中身を取り出し、装着しかけたとき、遊命がそれを奪った。
手に添えた感覚だけで、ラテックスをスルスルと着けていく。
「上手く着いた?」
「…ん、遊命ってやっぱ天然のさせこやねんな」
「こらこら、根っからのエロじゃねぇ…んっ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 115