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雪くんとお話 亮side
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あきらが風呂洗いに行ってくれている間に、料理の作業を進める。フライパンは用意したが、何を作ろうか…。雪くんの好きな料理を作るか!
「亮さん…」
「うわぁ!びっくりした!」
「あっ、ごめんなさい…」
振り返ろうとすると、雪くんがいきなり話しかけてきて驚いてしまった。
「いや、俺こそ…どうした?」
「ぼく、あきらくんに嘘つけてた?」
「うん、雪くん上手にできてたねー!」
「ほんとっ!!ぼく嘘あんまりついたことなかったから…」
?この年頃はなにかと親に嘘をつきたがるもんじゃないのか?…って俺、雪くんの年知らないわ汗
「雪くんって何歳なの?」
「…多分12歳」
「12歳!?てか多分って…」
「お母さんがぼくのことこの前12歳って言ってたから、多分12歳だよ」
嫌な予感がした。帰りたくないではなく帰れない、12歳にしては細すぎる体、自分の年齢があやふや。これは、まさか…
「…雪くん、質問していいかな」
「?うん」
「今まで、雪くんは雪くんのお父さんとお母さんに暴力を振るわれたことはある?」
「え…………」
雪くんは虐待を受けてる可能性が高い。
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