アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
恥ずかしい? あきらside
-
カレーを食べ終わり、雪くんとお風呂に向かった。
「雪くん、カレー美味しかったね?」
「うん、美味しかった…」
「雪くんの家のカレーはどんなやつ?俺の家は、結構具材ゴロゴロなんだよね」
「うーん…」
雪くんが少し悩んでいる…。家であまりカレーがでないのだろうか。うちなんかは、弟と父さんがカレー好きなものだからしょっちゅうでるが。
「カレーでないの?ふだん」
「うん…」
「そっか。じゃ風呂はいろー!ばんざーい!」
「!…やっ」
服を脱がせようとすると、雪くんは服を掴み拒否した。恥ずかしいのだろうか。この年代は。…いや俺の弟がきっと甘えたがりなのだ。
「恥ずかしがらなくて大丈夫だよ?俺、未だに弟と風呂入ってるし笑 お兄ちゃんと風呂入るくらいの勢いでいいんだよ?」
「……」
雪くんはまだ服を掴んでいる。しゃがんで雪くんの顔を覗くと、唇を噛み思いつめた顔をしてる。なんだかその表情は恥ずかしさのそれと違う気がした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 42