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どういうことだよ あきらside
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「雪くん?どうかした?」
「…みつ…」
「ん?」
「秘密…なの…」
「秘密?……亮、との?」
俺は先ほどの、亮と雪くんの妙な雰囲気を思いだした。秘密とはなんなのだろうか。まさか…亮は雪くんに手を出してるのか!?あいつ…そんな趣味が…
「って、まさかな笑 はい、雪くんばんざーい!」
「あっ、ダメっ!」
「ん?なに…………え」
ありえない考えを振り払うように、雪くんの服を脱がした。ダメと言われ雪くんの方を見ると、しゃがんでいたから自然と目線が体にいった。
そこには無数の、痣・傷跡。服の上からは全く見えなかった。見えないところに傷をつけるタチの悪い暴力の振るいかただ。亮との秘密ってこれか…?この傷を亮がつけたのか?秘密ってそういうことか?嘘だろ…
「っ!あきらっ!」
「亮さん…」
「……亮…どういうことだよ…」
「…えっ?…嘘だろ…」
亮がいきなり脱衣場に入ってきた。亮を信じたかったから、俺は声を抑えて聞いたんだ。亮は雪くんの傷跡を初めて見たような顔をした。
よかった…亮がやった訳じゃないんだ。よかった。
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