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突然のこと side一松
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どーも、松野家四男、クズでゴミな一松です。
普段はリア充爆せろとか言ってる俺だけど本当は好きなやつ、いるんだよね…まぁどーせ叶わないけど、こんなクズの願いが叶うわけがないし、そもそも俺が好きなのは同じ顔でしかも男。家の次男カラ松。
気持ち悪いでしょ…別にいいけど…
こんな恋、ねじ伏せちゃえばいいと思ってあいつにクソ松だの殴ったり蹴ったりしてたのに逆に大きくなった。どうにもなんないね…そう思ってた。
あの日まで。
一「はぁー」
ひとりでに出たため息、今日家にはカラ松と二人きり…なんかヤだね…すごく、だって居づらいじゃん…あんなにけなしてる相手と、しかも好きなやつと半日は一緒にいなければいけない…外は雨で、猫の所にも行けないし…雨だからあいつもどっか行かないし…十四松、今日に限ってBL(ベースボール)のグッズ売りに行ってるし…
間が持たない……………………
カラ「なぁ一松」
あ、あいつから声かけてきた…!!
一「な、何?」
カラ「お前さ、好きなやつとかイナイ、のか?」
ハァ?どうした!空っぽの頭のなかでなに考えてるんだ?!
一「急に何?」
カラ「い、いや、そんな深く考えないでくれ!ちょっと気になっただけだ。」
…なんだこいつ?俺の気持ちも知らないで、なんかイライラする…
カラ「一松?」
一「俺の好きなやつ?知りたい?」
カラ「いるのなら!!」
この心に張り付くモヤモヤがこれで消えるなら、
一「お前だよ」
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