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てのひら 2 kyrt
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「レトさん、ちょい手の甲貸してぇ?」
キヨくんの右手が俺の前に出てくる。
そうなるとこれはキヨくんと手を繋ぐって事になるんでいいんかな…?
や、無理!恥ずい。
手を出そうか出さないか考えてモタモタしていると、
キヨくんが耳元で
「レトさん。」
って囁いてくる。
ああもう!俺はこれに弱いの!!
「…い、いいけど。悪戯せんといてよ…?」
「しねぇって!!信じていいよ!!」
キヨくんの手と俺の手がそっと重なる。
嬉しいんだけど、それより
こいつの信じて!は信じることが出来ないわ。
前に「レトさんより早く行くからな!信じて!」って勝手にLINEで宣言してきて、結果6時間遅刻という大記録を収めたっていう伝説があるから本当に信じ難い。
恐る恐る目を瞑る。
おぉ…キヨくんの鼻息や動きの音が
よく聞こえる…!ちょっと楽しい…!w
別に変態とかそういうのじゃないから!!!
…そんなことを考えて数秒もしないうちに、
左手の甲に違和感を感じる。
「…まさか書いてないやろな」
「レトさん天才かよ!大当たりだわ
…ぅおっと、まだ目は開けちゃ駄目ね?」
目を微かに開けようとしたら、キヨくんに止められた。
本当微かなのになんで分かるんや…キモ。
(*´_ゝ`)ノ----------------------------------
文章的におかしなところがありましたので訂正させていただきました!!!!(^^)
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