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てのひら 5 kyrt
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ああもう最悪!!また馬鹿にされる!!引かれる!!
いっそ死にたいぃ…!!
そんなマイナスな事をひたすら考えてたら
気付かないうちに
キヨくんに抱きしめられていた。
「〜ッ!!キヨくッ!や…ッ離して…」
「レトさん。」
冷静な声のキヨくんに名前を呼ばれ、我を取り戻した。
なんか猫みたいで恥ずかしい。
横目でキヨくんを見てみると、キヨくんも真っ赤で。
お互いのうるさいくらいにドキドキした心臓が重なり合っているのを感じた。
「あのね、レトさん。」
「…なに??」
キヨくんの優しい声に安心して少しだけキヨくんにもたれかかる。
「俺、レトさんの人気様っていうか、モテ様っていうか分かんないけど、それを見てたらマズイな、レトさん取られるんじゃないかなって思って。だから手の甲にこんなの書いちゃった。ごめんね」
そんなの気にしてない。むしろ嬉しい。
それよりも、俺がしたいのはね
「あの…キヨくん…。」
「ん?なに…?」
「俺もキヨくんに同じことしていい?!」
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