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きす 2 abrt
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「…それがさ。片思いの場合どうなるの?」
え…、まて。まてまてまて!!
どういうこと!?何が起きとるんや?!!
俺はアブさんと実況とって…!
そこまではアブさん超元気で…!
けど撮り終わったらテンション死んで…!
相談にのって…!
今に至る…。
は?!待ってよ待ってよ!!
意味分かんない!!
なんで男が男に押し倒されなければいけないんや?!
アブさんもなんか変な質問してくるし!!
「〜ッ、どいてくださいッ!!」
俺は怖くなってしまって、アブさんを力任せに押してアブさんの下から逃げた。
アブさんはしばらくして身を起き上がらせた。
「…ッてェ!」
…痛くしちゃったのかな…悪いことしたな。と、アブさんを見つめていると、アブさんがいきなりこっち方向に振り向いて俺を睨んできた。
あれは…殺意とかじゃない…完全に野獣♂の目だ…。
身の危険を感じて俺は急いでアブさん家を後にしようとリュックを背負いドアに手をかけた。
…開かない。暗証番号式だ…。
「…ねぇレトやん。どうして逃げるの??」
まずい。追い詰められてしまった。どうしよう。
取り敢えず後ろを向いたら絶対に殴られるから何があっても後ろは振り向かない。
…と固く決心していた自分が嘘のように、腕1本だけで簡単にアブさんの方向に振り向いてしまった。
…情けない。
「アブさ…っ!!今日どうしちゃったんですか!!色々変ですよ!!いつものアブさんじゃn…んん?!」
だからせめて言葉で説得しようと考えたが、
俺は話すことも許されないと言わんばかりの
キスをされていた。
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