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きす 完 abrt【やばめ】
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嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
初キスが男なんて数分前の俺は絶対思っていなかった。
しかもそのキスが激しい方なんて絶対思ってなかっただろう。
やめて下さい!!俺は同性には興味はないんです!!離して下さい!!今なら戻れますから!!
そんな想いも虚しく、ただただ俺の口の中がアブさんの舌で犯されていくことしか感じることが出来なかった。
何分か経過し、ようやくアブさんとのキスは終わった。
「…っはぁ、はぁ…、ぁぶッ…なに、…して…んだァッ」
もう口の中には俺のだかアブさんのだか分からない唾液だけがあり、アブさんも同じように口元から首にすーーッ、っと唾液が辿っていて、少しだけエロいと思う。
ん、エロい…??ぅえ、え、アブさんが??!
いやいや絶対ない!!こいつは人の許可無く勝手にえっちな方のキスをする最低な奴…ッ!
でも…、身体のどこかでアブさんを欲している自分がいる。
もっと、快楽がほしい。快感が欲しい。これ以上のことがあるのなら女じゃなくても構わない。ほしい。ほしい。もっと。もっと。もっと。
その思いは次第に強くなっていき、とうとう俺は
アブさんを求めた。
「アブさッ…!ン…ッ!!おッ、願…!!しま…ッ」
自分でも分かりやすいくらい乱れた息でアブさんにせがむ。
「あれれ…?レトやん。墜ちちゃった?」
堕ちたの意味が今の俺には理解不能だったが、きっとやばい言葉だと思う。それだけはわかった。
「 よ う こ そ 」
最後にそれだけ聞こえて、俺の意識は途絶えた。
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