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ごめんなさい 完 kyrt
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「レトさッ、あ、ごめん!」
キヨくんはすぐに行為をやめてくれて、
必死に誤ってくれる。
けど欲しいのは謝罪じゃない。
「…レトさん本当にごめん。」
「…っキヨくん…聞いて?」
頭を下げて謝るキヨくんの顔を上げて語る。
「俺はね、キヨくんしか好きじゃないよ…?
俺、好きな人には絶対に嘘つかないよ!」
「…え、でも…そんなこと信じられねぇよ。他の奴と実況とる時だって俺と撮るときより楽しそうだし。」
でもねキヨくん。
「俺、ほかの実況者と話してる時、
なんて言われたと思う??
お前キヨの話しかしてないな。
って、全員に言われ…たよ…」
話しながら顔が熱くなっているのがわかる。
キヨくんをチラ目で見ると、キヨくんも真っ赤だった。
「え…あ、そうなんだ…?」
顔を真っ赤にしているくせにニヤニヤとした顔で聞いてくる。すぐ調子に乗るからこいつは…。
「そうだよ!!だってキヨくん最近実況とか最俺とかで忙しいからってろくにLINEもくれなかったやん!!それと同じや…俺だって怒ってたん…やぁ …!!」
いつもなら絶対に出ない言葉が出る。
キヨくんも吃驚していて、迷惑な事言ったと思う。
それがとても辛くて、大粒の涙が出てくる。
「…レトさん。ごめんね。レトさんがそこまで俺のこと思ってくれてたなんて知らなかった…。レトさんの気持ち全部分かってなかった。」
「な…も…謝らんといてぇ…!!」
キヨくんに優しく抱きしめられ、
優しいキスをされた。
「…レトさん。俺さ、レトさんが好き。大好き」
そんな少女漫画みたいなありがちな台詞でも
キヨくんなら王子様の告白に見えた。
だから俺は言ってやる。
「俺は"愛してる"!!」
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