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劇場愛歌 9
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「……○○高校って…。」
先輩がいる高校だ。
同時に、俺とキヨが目指している高校でもある。
でもなんで急に。
「…なんで?今は勉強しないといけないし、
バレたら終わるよ?」
「お前、この高校に好きな人いんだろ?一回あってこいよ。そしたらお前の手も捗るだろ。」
この時だけ。
本当この時だけ。
キヨが神様に見えた。
「で、でもっ!侵入は良くないよ?!」
「はぁ?俺と絡んでいる限りは何やってもいんだよ」
キヨの適当な説得に俺は大感謝し、
涙目になりながら急いで家を飛び出た。
「おい待て!はえーよ!」
キヨの怒り声が遠くて聞こえたけど、そんなの
気に求めず○○校へと猛ダッシュで向かった。
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